ハンドメイドの価格の決め方|手数料負け・赤字を防ぐ計算
「なんとなく相場で」値段を決めると、手数料を引いた後に利益がほとんど残らない=手数料負けになりがちです。原価・手数料・利益から売価を組み立てる考え方を整理します。
1. 売価の基本式
売価 = 原価 + 手数料分 + 利益(+送料)
「原価に利益を足すだけ」だと、販路の手数料で利益が削られます。手数料で目減りする分まで見込んで初めて、狙った利益が手元に残ります。
2. 原価を出す(ここを甘くしない)
- 材料費:1作品に使った分(端材・予備も按分)
- 作業時間 × 自分の時給:制作・梱包・撮影・出品の時間も入れる(ここを0にすると赤字に気づけない)
- 諸経費:資材の送料・道具の消耗・梱包材など
原価の作業時給化・諸経費の按分まで自動化したい場合は、価格決定キットが便利です。
3. 「手取り」で考える(販路で変わる)
同じ売価でも、手元に残る額は販路の手数料で変わります。まず手取り早見表や手取り計算機で「この価格なら手取りいくらか」を確認し、必要な手取りから逆算して売価を決めると、手数料負けを防げます。
例:手取りで2,000円残したい × 手数料10%の販路 → 売価はおよそ 2,000 ÷ (1−0.10) ≒ 2,223円(端数は切り上げ)。
4. 利益(価値)を乗せる
原価+手数料を割り込まないことが最低ライン。そのうえで、作品の価値・相場・ブランドに応じて利益を乗せます。安売りは続けると消耗するため、手取りベースで「続けられる価格」を選びましょう(断定はできません・各自の状況で判断を)。
値付けを毎回ラクに・正確に
原価(材料費+作業時給+諸経費)→ 販路別手数料 → 必要手取りからの売価逆算 → 値上げシミュまでを1枚で回せるテンプレ(Excel/Googleスプレッドシート・買い切り)です。
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